文書作成日:2020/01/31

ここでは、2019年9月に発表された資料(※)などから、都道府県別の就業看護師数や人口10万人対の就業看護師数をみていきます。
2018年の都道府県別の就業看護師数と人口10万人対の就業看護師数をまとめると、下表のとおりです。
全国の就業看護師数は120万人を超え、前回調査の2016年より6.0%増加しました。都道府県別では、東京都が10万人超で最も多く、大阪府、神奈川県、北海道、愛知県、福岡県、兵庫県、埼玉県が5万人を超えています。少ない地域をみると、鳥取県、山梨県、島根県、福井県、徳島県で1万人未満となりました。
増減率では、マイナスとなったところはなく、大阪府と茨城県で10%以上の増加になり、13府県が全国平均を上回りました。


人口10万人対の就業看護師数をみると、全国平均で963.8人となりました。2016年より6.4%の増加です。都道府県別の就業看護師数では、高知県が1,511.0人で最も多くなりました。高知県を含め30道府県で1,000人を超えました。最も少なかったのは、埼玉県の693.6人でした。全国平均を下回ったのは13都府県で、関東地方や東海地方が多くなっています。
増減率では、実数と同様にマイナスとなったところはなく、大阪府と茨城県が10%以上の増加となりました。
貴院の所在地の状況はいかがでしょうか。
(※)厚生労働省「平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」
隔年調査で、就業医療関係者(免許を取得している者のうち就業している者)等について、就業地の都道府県知事に届出のあった数値等を取りまとめたものです。
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